基準点と、司法書士試験の今昔

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こんにちは。キリチュウです。

令和4年の司法書士試験の基準点が発表されました。

一区切りということで、現在の心境と、以前受験していたころ(平成17年~19年ごろ)の司法書士試験との違いなどを書きます。

今の気持ち

「記述が何点取れたのか知りたい。」

あの答案で果たして何点つくんだ?

昔の試験制度

平成17~19年ごろ、司法書士試験を受けていました。

合格率2パーセント台の時代です。

その当時は択一の基準点は今より高かったです。午前午後ともに27問とか。

その代わり記述は今ほど分量は多くなかった気がします。

択一でかなり人数を絞りこまれるため、記述は基準点を超えさえすればほぼ合格、と言われてました。

総合落ちになる人はあまりおらず、択一記述すべてがギリギリすぎるとダメかな、という風潮でした。

ですので、択一の上乗せ点とか、逃げ切り点という概念そのものがなかったです。

今回再受験でその言葉を知りました。

点数が、わからない

以前の受験時代、3年連続で択一は突破したんです。

が、いつも記述で足切り。

当時、記述で足切りになると、成績通知に記述の点数って記載されてなかったんですよ。(たしか)

全くダメだったのか、ギリギリダメだったのか。

わからない。

昨年の自分と比べて進歩したのか、後退したのか。

それもわからない。

わかるのは「記述で足切り」という事実だけ。

ーーーこれってね、めっちゃきつかったんですよ。

なにもわからず不合格。

答案開示請求の制度ができたのはもっと後です。

「記述はブラックボックス」なんて言われますけど、当時は本当にブラックボックスでした。

何もわからず不合格。それがどれだけ辛かったか。

基準点より、立ち位置を把握すべし

25歳の当時、司法書士試験を諦めて撤退したのは理由がいくつかあるのですが、

・自分の立ち位置を正しく把握できていなかった

今考えると、これもよくなかったと思います。

自分と合格との距離がわかっていなかった。

先の見えない中を、自分がどの位の位置にいるのかもわからず進む。

これはやっぱり苦しいですよね。

択一基準点と一緒に受験者の点数分布も発表されてます。

自身が全受験者中、上位から何パーセントに入っていたか。

基準点だけでなく、そちらの方が意味のある資料だと思います。

2023年に向けて

当時と比べて、制度も整ってきたし、予備校も安価になりました。

時が経って自分自身も社会人を経験したので、少しは図々しくなれた気がします。

一度は諦めたけど、また司法書士試験の受験を始めてしまった。

諦めきれない魅力が司法書士の資格にはあると思います。

そういえば8月の基準点発表という制度も昔はなかったな。

これを区切りとして、また来年の合格に向けて進んでいきます。

今日はこの辺で。またね~。

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