オートマ不登法が分かりづらい理由

はや3月。根本先生の合格ゾーンテキストから山本浩司先生のオートマシステムに乗り換えて1か月半経ちました。

現在、不登法の1巻の後半まで差し掛かったところです。

福音の書、オートマ

不登法まで進んでの感想ですが、

「さすがだぜ、オートマ」

今の私にドンピシャにハマりました。

目からウロコが落ちました。

合格までオートマシリーズにお世話になることになるでしょう。

ぜひ山本先生の講義を聞いて、オートマの真髄を体得したいところです(TACに出家)

しかし、本試験まで時間もないことですし、予備校にお布施するお金もございません。ですので、本を読む独学でいきます(在家の信者)。

最近知ったのですが、山本先生はネット界隈で【尊師】と呼ばれているとか。

確かに尊師感はありますね。

それを知ったとき「うまいこと言うじゃないの」とちょっと悔しさを覚えました。

(ほぼ)オートマだけで司法書士試験に合格するブログ

アンチオートマから大ファンになりまして、毎日楽しく読んでおります。

今までやってきたことの点と点がつながる感覚。

このブログのタイトルも、(ほぼ)オートマだけで合格するブログ、と今日をもちまして変更することにしました。

(ほぼ)とつけたのは、まあ今まで他の教材も使ってきましたし、これからも使うことはあろうという理由です。

オートマでつまづくポイント

そうは言ってもオートマに欠点がないわけではありません。

特に初学者で独学の方はキビシイと思います。

私が初学だったら、不登法の1巻を全部読み切れず、他のテキストに変えてると思います。

不登法自体がとっつきにくい上に、山本先生の独特な順番で進むので、総論である1巻は特に我慢が必要になるでしょう。

オートマの特徴

山本先生の著述の特徴として、「共通項は前に持ってくる」ことが挙げられます。

そう、因数分解と同じです。

普通のテキスト aX+bX+cX

オートマ X(a+b+c)

オートマの式の方がスッキリしてますよね。

1巻はこのXの部分だけをやるので、さっぱり分からない。なぜなら、本来の形はaXとか、bXだからです。

なぜそんなことをするのか。

・知識を圧縮するため

先の例だとオートマの式の方がスッキリしてます

・応用が効くようにするため

例えば、zX、のような見た事のない問が出た時に、Xだけわかってれば、zが分からなくても、推測がしやすい

普通のテキストだったら

・「所有権移転 年月日売買」

・添付書類 原・識・印・住・代の5点セット

から始めて、そこから変形させて行くのがセオリーだと思うんですが、それをしません。山本先生はただの知識の羅列が好きじゃないじゃないかな。

会社法では、あえて並べて書いて「さっきと同じでしょ」みたいなこともしてますけど。

恐ろしいことにオートマ本体には「売買」を原因とする「所有権移転」のひな型が載ってないんですよ…。

これって他のテキストではありえないことだと思います。

挫折ポイントナンバーワンを誇る不登法。

生の講義でも不登法あたりから来る人数が減るそうです。

最初の1周が大変ですよね、やって行きましょう。

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